のぼうの城:和田竜
昔はよく読んでた時期もあったんですが、なんか時代ものって登場人物の名前の読み方が難しいし、家系もつながりが複雑で、そうでなくても記憶力の衰えてる栞サン、最近はとんとご無沙汰してました。
歴史ものっていっても、今までで読んだことがあるのは限られてるので、戦国時代のみですけど。
むしろ、織田信長だけって感じですが。
石田三成のこともあんまりよく知りませんでした。
関ヶ原の戦いで西軍の総大将として徳川家康と戦い敗れたと、それぐらいです。
ましてや、成田長親ってだれ?
一瞬架空の人物かとも思いましたが、そうじゃないんですよね。
忍城主成田泰季の長男ではあるが、何を考えてるのかわからない、何をやらしてもダメなでくのぼうで、領民たちからさえものぼう様と呼ばれる始末。
前半は特にスピード感もなく、最後まで読破できるかちょっと不安になった部分もあるんですが、石田軍勢が降服を迫る中、のぼう様こと長親が意外にも「戦をする」と宣言したあたりから、ぐんぐん読み進みました。
押し寄せる2万の大軍を相手に2千の兵をもって、いかなる戦略で立ち向かうのか。
おもしろかったです。
ま、戦略はのぼう様が立ててるわけじゃありませんが。
色彩的にもイメージ豊かで、漆黒の甲冑に朱色の槍を持つ丹波、全身朱色の甲冑に身を固めた和泉、このあたりは映像で見てみたいなぁって気がします。
って言ってるうちに、映画化の企画も進行中とか。
楽しみですな。
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