隠蔽捜査:今野敏
だいぶ前から本屋さんに平積みされてて、買おうかどうしようか迷ってたところ、会社のクワタさん(仮名)が「隠蔽捜査」すごくおもしろいよと言って貸してくれました。
初めのうちは、この主人公の竜崎がウザくて嫌でした。
東大以外は大学じゃないとか、私立大出では出世はできないとか、学歴コンプレックスを持つ栞サンの神経逆なでするようなことばっかり言って。
でも、どんなに就職試験の成績が良くても、二流、三流大学出身者は採用しないっていうのは、たぶん本当にそういうことがあるんだろうなぁと、娘の就活見てて思い当たることもありました。
連続殺人事件を警察内部の視点から描いていくわけですが、家庭を顧みない竜崎の家庭内にも問題が起こり、竜崎はその両方の問題を抱えながら対処していくことになります。
なんかねー、立派すぎるんですよ、この人。
たしかに清廉潔白、感情に流されることはなく、常に正しいことを行う。
でも、しんどい。
息子の件に関しても、栞サン即「黙っとけばいいやん」って思ってしまいましたからねぇ・・・
でも、あの息子は父親のそういう姿を見て、二度と道を踏み外したりはしないでしょうね。
刑事ものには違いないんだけど、むしろ竜崎の父親としての在り方みたいなのに注目して読んでしまいました。
で、続編もあるようです。
これもクワタさんが買うと言ってたので、楽しみに待つことにします。
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