砂漠:伊坂幸太郎
実はこれ、長男ナガオ(仮名)に 伊坂幸太郎の砂漠が8月1日に発売されるよ っていう情報を与えとけば、伊坂フリークの彼が絶対買うだろうと思ってました。
で、帰省するときに持って帰ってもらおうという魂胆だったんですが……。
案の定1日に本屋さんに走ったようですが、その本屋さんにはなく、バイト先の友人がハードカバー持ってるので貸してくれることになったと連絡がありました。
ってことで、栞サンの作戦はあえなく失敗に終わったわけです。
どうしても読みたいってわけでもなかったんやけど、期待してたものが得られないと、読みたい度が急上昇するのが人情ってもんで。
しかたなく、自分のお金で買いました。
5人の大学生を中心に書かれたお話です。
彼らがその4年の間に巻き込まれた事件とか、築いた友情とか恋とか。
それにしても、彼らすごい経験してます。
今さらですが、伊坂さんの描く人物って魅力ありますよね。
初読みの 重力ピエロ の春君にはホレましたが、彼のお父さんや、 チルドレン の陣内さんとか・・・。
ゴールデンスランバー に出てくる人たちも。
すごくいい人ってわけじゃなくて、人から見たらちょっと変人っぽいけど、自分の中にブレないものを持ってる。
人からどう思われてるかなんて、ほとんど気にしてない。
今回の西嶋君もとてもおもしろい男子でした。
ただ、鳥井君に関しては 伊坂さん、酷いよ って思いました。可愛そうすぎます。
でも、彼あんな目にあったのに、潔くて根性ありますね。
西嶋君が高校生の時万引きをして出会った家裁の調査官って陣内さんの後輩の武藤さんですか。
この辺のリンクもうれしいところです。
ストーリーも、最後まできちんと納得させてくれましたが、あの最後はちょっと、栞サン的には・・・。
まぁそこは深く考えないことにしよう。
ナガオが伊坂さんの作品が好きなわけ、何となくわかるような気がします。
登場人物と自分が何となく重なってる部分が見えるのかもしれません。
伊坂さん、まだあんまりたくさんは読んでないけど、ここにきて彼の描く人物みんなに出会ってみたい気がしてきました。
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